里山だより

22 NPO法人の優位性 2021/05/14
 オレンジの会は、小さなNPO法人です。しかし、だからこその利点もあります。今回はNPO法人の優位性について考えてみました。
 ①まず、その小ささを逆手に取り、今必要と思われる支援方法もしくは事業を素早く実行に移せる機動性。②次に、その機動性を生かして新たなニーズ、あるいは行政の手の届かないニーズに他の誰よりも早く対策を打てる先駆性。③また、前例や慣例、しがらみなどにとらわれず、個別のニーズに応じた支援を行う、あるいは、その時必要な事業を展開する柔軟性。④さらに、地域に根ざし地域の関係機関と丁寧な連携のもと活動していることから、地域のネットワーク作りの中心となれること。
 この優位性を生かして、我々が実行に移し継続して行っている活動をあげてみます。
 各種里親子向け行事・研修、県内全市町村職員対象の里親制度説明会、里親子対象の進学説明会、地域の市町職員合同の子育て関係機関研修会、オレンジカフェ、オレンジバンド、子ども食堂、子ども向け勉強会。
 このほか、日々の個別ケース対応でも前述の優位性を生かし、行政等には手の届かないニーズに対応して細やかな支援を提供することを心がけています。
 
 雨上がり、青葉若葉のグラデーション。

21 「情熱大陸」 2021/05/13
 葉加瀬太郎のヴァイオリンのテーマ曲が有名な、様々な業界で精力的に活動をしている人を取り上げて紹介する番組、という程度の認識で、日曜日の深夜に放送されると言うこともあり、正直、私はあまり見たことがありませんでした。
 その番組で、千葉県で長年ファミリーホームをやっている廣瀬タカ子さんが紹介されました。番組を見た感想として、今回放送されたことにより、廣瀬さんの長年の活動が広く知られることは素直に大変喜ばしいことと思いました。一方、以前からもどかしく感じていましたが、対人援助の仕事は説明・紹介をしようとしてもなかなか伝わりにくく、そこに番組制作者側の思いが入ってしまうと、なおさら現場の本当の状況が伝わらなくなってしまうと思っています。今回も、きれいにまとめようとしたナレーションが、廣瀬さんの長年の地道な活動にはそぐわないようにも感じてしまいました。 
 30分番組では限界があると思いますが、もっと廣瀬さん本人の思いを、廣瀬さん自身の言葉で聞けたら良かったのではないかと思いました。

20 最後の運動会 2021/05/12
 最近うちの子が「坂道ダッシュをしたいので、家から少し離れた運動公園に車で連れて行ってほしい。」と言い出しました。今月下旬に運動会があり、そこで一等をとりたいのだそうです。体を動かすことが好きで足も速いと思っていたら、本人は周りの子より遅い方だと言います。
 連休中、集中的にトレーニングに付き合おうと思っていたら、彼の体調が悪くなり実行できなかったので、回復するのを待って連休明けから何回か練習に付き合いました。比較対象がないのですが、走りっぷりは悪くなくかなり速く見えます。適切なアドバイスを受けながら練習すれば、さらに速くなると思います。しかし、素人が変に指導をしてもいけないので、彼には少し物足りないのかもしれませんが、今のところ早めに切り上げてしまっています。
 今後は彼のやる気に応え、二人でUチューブの動画を見るなどして、効果的な練習方法を探っていこうと考えています。コロナ禍で様々な制約のもと行われる運動会ですが、彼にとって小学校最後の運動会でもあり、しっかりと見届けたいと思います。

19 ショートステイ 2021/05/11
 最近、里親としての我が家に千葉県から文書が届きました。要約したうえで、私なりに深読みしてみます。
 趣旨は「市町村が行う「子育て短期支援事業」に協力して、子どもの受け入れが可能な里親はその旨回答してほしい。」
 この文書が出た背景も考えた上で、あらためて読み返してみると「全国的に児相の一時保護所の飽和状態が続いていて改善の見通しが立たない。これまでも一部の市町村で行われてきた、里親を利用した児童のショートステイ事業を広げていく必要がある。けれども里親は県の管轄なので、市町村は情報を持っておらず、取り組むことが出来なかった。そこで、この制度を実施したいと手を上げた市町村には、協力の意思を示している里親の情報を県から提供したいので回答してほしい。」と読めました。
 一時的に子どもをどこかに預けることが出来れば、その後家庭での養育が継続できるケースについて、これまで市町村には支援の選択肢がほとんどなく、児相の一時保護を利用できない場合は対応に苦慮していました。このような状況で、児相経由の施設入所や里親委託まで必要としないケースへの受け皿として、里親を利用する制度は必要だと思います。
 里親にも市町村にも分かりづらい事業ではありますが、私は「受け入れ可能」にチェックを入れて回答するつもりです。

18 里親応援ミーティング② 2021/05/10
 今回は、かなり私見が入ることを前提にお伝えします。
 千葉県で里親応援ミーティングが全ケースに開催されない理由は、まず、その存在とメリットを里親、市町村の担当職員が知らないと言うことにあると思います。さらに、児相の体制強化のための職員増により、児相の中にもこれを知らない職員が増えているのではないかと推測しています。
 理由として次に挙げられるのは、児相が子ども虐待対応の中の、一時保護から施設入所・里親委託までの部分に手を取られて、そこから先には手が回らないということが考えられます。児相側から見ると、里親応援ミーティングの必要性は理解できるけれども、やっと里親委託が決まったケースに、それ以上時間を割く余裕がないというのが実情ではないでしょうか。
 オレンジの会では、これまで多くの里親応援ミーティングに参加していますが、その開催がチーム養育のためのネットワーク作り、里親の安心感につながっていることを実感しています。そして、すべての委託ケースに開催されるための働きかけをしていきたいと考えています。

17 里親応援ミーティング① 2021/05/09 
 児童相談所が主催する里親応援ミーティングは、里子が委託されるとき、里親の居住する市町村の担当者、オレンジの会などの民間支援機関、施設からの措置変更の場合は施設職員、それに里親が集まる関係者会議です。
 里親応援ミーティングのメリットは、委託理由、子どもの特徴などの情報の他、里親自身の情報も養育チームが直接顔を合わせて共有できることです。参加した里親からは、「市町村の担当者、民間支援機関のスタッフ等と直接顔合わせが出来て、自分たちだけで養育するのではないことを実感して安心した。」などの意見が多く聞かれます。
 千葉県発祥と言われていますが、正確なところはわかりません。いずれにしても、里親、市町村の担当者、民間支援機関にとってメリットの多い会議だと思います。
 利点が多いと思われる里親応援ミーティングですが、千葉県以外では行っていない自治体も多く、発祥の地と言われている千葉県でも、すべてのケースには実施されていないのが実情です。
 なぜでしょう?次回考えてみます。

16 ハッピーファミリー音楽祭 2021/05/08
 この音楽祭は、千葉県内(千葉市を含む)の里親子、児童相談所職員、里親支援専門相談員など、里親子を含むその関係者が集う場として、平成28年に初めて開催されました。毎年1回、11月に開催されていますが、毎回、出演者、観客、オレンジスタッフ合わせて、百人を超える人が集まるオレンジの会の一大行事となっています。 
 そのステージでは、ピアノ、ギター、ハンドベル、雅楽、日本舞踊、バンド、琴、ダンスなど、多種多様なパフォーマンスが披露されます。
 4回目となった前回感じたのは、パフォーマーのレベルが上がってきていることと合わせて、開催を継続してきたことで、集まる人たちの関係性が深くなったことによる会場の一体感です。
 第5回目の音楽祭は、11月14日(日)に開催予定ですが、今回はどんなパフォーマンスが見られるか、また、より深まった関係性からどのような雰囲気の集いになるのか、今から楽しみです。

15 「オランチ」 2021/05/07  
 オレンジとランチをくっつけた私の造語です。響きが悪いのかダサいのか理由はわかりませんが、「オランチ」を始めて一年近くたった今も定着せず、みんなは「まかない飯」と呼んでいます。
 NHKの「サラメシ」をヒントに始めたもので、ひと月に一回程度、一人か二人が料理をします。料理ができあがった頃に、手が空いている他の人が盛り付けや配膳を手伝ったりして、準備が出来たら南房総のスタッフ9人がそろって食卓を囲みます。 
 前回は、「ボンゴレ・ビアンコ」(アサリのパスタ)と「トマトのスープ」でした。あるスタッフの実家から立派なアサリが大量に送られてきたのと、ちょうどその時ミニトマトもいただいたので、このメニューになりました。 
 そろってご飯を食べると楽しいのではないかという単純な発想から始めた「オランチ」ですが、そこから一体感やチーム意識が生まれ、仕事にも良い影響があるように感じています。

14 担当者変更 2021/05/06
 カフェでの里親の発言からです。ある人は「児相の担当者が年度内に二人変わったが、後でそのことを知った。」また、別の人は「前の担当者と家庭引き取りの時期などを話していたが、今度の担当者は違うことを言っている。」さらに、別の人は「新しい担当者は新人のようで、里親のことをよく知らないらしい。」との不安を口にしました。
 最近、児童相談所職員の異動が激しいように感じます。通常の県内6児相間での定期異動に加えて、最近は内部異動も頻繁に行われているようです。その際、当然ケースの担当者も変更になって、里親の不安につながっています。
 千葉県の児童相談所は、その体制強化のためここ数年、福祉司の大幅な増員を継続的に行っています。また、昨年度は児童相談所の組織改編があり、その両方の理由から担当者変更が頻繁に行われていると考えられます。
 組織を改善するための対策を打った結果が、組織の機能不全を招いている状況はいつまで続くのでしょうか。

13 秘密基地② 2021/05/05 
 連休に入る前、6年生の里子となんとなく連休の過ごし方を話していました。ベースは秘密基地で、彼から案として出たのは①足が速くなりたいので坂道ダッシュをしたい。②ツタヤで「バックトゥーザフューチャーⅡ」を借りてきて観る。③スシローに行く等。私からは、④山歩き。⑤ユーフォニアムの練習(小学校の音楽部でユーフォをやっている)。⑥宿題をやる等でした。
 でも、連休に入るのとほぼ同時に、彼が鼻水が出始め喉の痛みもうったえて、計画は大幅な見直しとなりました。
 やむなく秘密基地の整備は見送り、坂道ダッシュも先送り、映画はちょうどBSでやったのを観て、お寿司はテイクアウトにし、山歩きは中止、そして喉の痛みでユーフォも吹けず・・・。唯一宿題は、たっぷり時間があるので計画通りできました。
 こんな連休になってしまいましたが、彼は案外退屈せずに過ごしたのかもしれません。それは最強のアイテム「ゲーム」があるからです。ちなみに彼が今はまっているのは、「スマッシュブラザース」略して「スマブラ」というオンライン格闘系ゲームです。

12 オレンジ・バンド② 2021/05/04 
 オレンジの会は、里親を初めとした方たちとの人間関係作りを重視しています。そして、関係作りのための有効な方法の一つとして音楽を取り入れています。
 オレンジの会立ち上げ当初は、ギター一本で地域の乳幼児向けに童謡等を歌っていましたが、その後、徐々にメンバーが増えてきて、今では最大7名の、もはやバンドと呼べる形になってきました。楽器などの構成は、音楽を提供する対象によって多少変わりますが、ボーカル、ピアノ、ギター、ベース、パーカッション、サックスとなっています。そして、ピアノ、ギター、パーカッションはそれぞれ里親が担当しています。また、学校の休みの時などはこのバンドをバックに、里子を含む子どもたちが今風な歌を歌うこともあります。
 バンドの主な活動の場としては、地域の子ども向けの「リズムとお話しの森」と一般向けの「歌カフェ」で、それぞれ月に2回開催しています。
 音楽を通しての関係作りは、オレンジの会と個人との関係にとどまらず、機関間にも有効だと思われますので、今回訪問させてもらった児童養護施設を初め、乳児院、里親会等など、さらに広げていければと考えています。

11 オレンジ・バンド① 2021/05/03 
 昨日の日曜日、オレンジ・バンド初の試みとして児童養護施設でライブをやらせてもらいました。施設の子ども15人、施設の職員と関係の里親子を含めると合計二十数名の皆さんが熱心に聞いてくれました。もちろん、事前の検温と手指の消毒、ソーシャルディスタンスとマスク着用など十分な感染対策をして臨みました。
 セットリストの一部をあげると、「カントリーロード」(耳を澄ませば)、「ONE LAST KISS」(エバンゲリオン)、「こいのぼり」、「裸の心」(あいみょん)、「空も飛べるはず」(スピッツ)、「夜に駆ける」(YOASOBI)など、アンコールを含めると18曲を演奏しました。このうち「裸の心」はオレンジ・バンドの準レギュラーの小5女子が歌いました。また、「夜に駆ける」はサックスフォンとピアノのセッションでした。手前味噌ですが、両方とも素晴らしい出来で、バンドの一員ながら感動してしまいました。
 1時間半ほどのライブになりましたが、施設の子どもたちも最後まで楽しんでくれたようで、何曲かはマイクを持って一緒に歌ってくれました。
 今後も学校の長期休みなどに、是非また訪問させてもらえたらと思っています。

 10 「6010問題」 2021/05/02
 最近「8050問題」という言葉を知りました。80代の親が50代の引きこもりの子どもを養育している状況から、様々な問題があるのだと言います。
 この言葉から、今里親に起こっているであろう問題を考えてしまいました。それは、60代の里親が、10代それも小学生年代の里子を養育しているケースの問題です。
 もちろん今の60代は元気で、まだまだ現役で働いている人も多いです。しかし、子どもが自立に向かって行く時期(最近だと25歳から30歳くらいでしょうか)に里親の年齢は75歳から80歳くらいになっている計算になります。このようなことから考えると、里親制度を離れて、公的な支援が受けられない状況の下、困窮している元里子も一定数いるのではないでしょうか。(最近発表された厚労省の調査結果からも推測できます。)
そして、他の社会的養護の問題と同様、「6010問題」に公的な支援が届くのは、まだまだ先だと思われます。
 隙間産業の従事者を自認している我々は、この問題に対処すべく里親との関係作りと並行して、里子(特に高校生年代の里子)との関係作りにも力を入れています。そして、里親の私的な支援も届かなくなってしまった元里子の自立を助けていこうとしています。

9 南骨会 2021/05/01
 フルネームは、「房総の自然をまでしゃぶる」です。有志の集まりだったので、記録は残っていませんが、活動期間は平成13年頃から10年間ほどだったと思います。構成メンバーは、児童相談所職員を中心に里親や施設職員、市町村の職員等と、現在のオレンジの会の活動に深く関わる関係者でした。
 会の活動趣旨は、南房総の野山を歩きながら食べられるものを採っていただこうというもので、人気のイベントには参加者が50人を超えることもありました。
 四季を通して、花嫁街道や清和県民の森といった低山を歩き、キノコ鍋や山菜の天ぷらなどを楽しんだり、近年大人気となっている館山市の「沖ノ島」での海釣りデイキャンプなど、多種多彩な「食」を中心としたアウトドア活動を展開していました。
 現在オレンジの会の活動に、アウトドア志向が強く出ているのは、「南骨会」の血筋が残っているからと言えます。 

8 秘密基地 2021/04/30
 私の家の裏手に空き地があります。四方を私の家、田んぼ、川沿いの竹林、それから藪に囲まれていて、私と里子くらいしか入りません。
 数年前、地主さんの許可を取って、そこに秘密基地を作りました。竹と葦とそのほかの雑草が生い茂っていて開墾にはかなり手こずりましたが、けっこう気に入ったものができました。
 毎年ゴールデンウィークに整備して、青空の下での食事を楽しんだり、テントを張って子どもと一緒に泊まったりと、ちょっとしたキャンプ気分を味わってきました。でも、コロナ禍に入った昨年はモチベーションが上がらず、開設できませんでした。
 今年は、子どもが「また秘密基地で遊びたい」と言っているし、どこかに行くこともままならない状況でもあり、また開設準備に汗を流そうと思っています。

7 カフェの歌声 2021/04/29
 昨日、「もばらカフェ」を開催しました。恒例の自己紹介と近況報告等が一段落したところで、中島みゆきの「時代」と「宙船」をギターの伴奏で合唱しました。
 一般的な里親サロンでは、里親が日頃の養育のつらさや不安、また児相に対する不満、里親制度に対する疑問などを語りあってガス抜きをすることが目的の一つです。しかし、時として不安や不満だけに話が集中して、かえってストレスがたまり少し落ち込んで帰る参加者も出てきます。
 みんなで声を合わせて歌うことで、ストレスを発散することの他に、その場の空気を明るく変えることができます。また参加者が一体感や所属意識を感じられ、里親の孤立を防ぐというメリットにつながると考えています。
 

6 ファミリーホーム 2021/04/28
 県内6カ所でオレンジカフェを開催していますが、その中では里親などから様々な考えを聞くことができます。あるカフェで、里親登録前の参加者がファミリーホームをやりたいと思っていると発言しました。それに対して、すでにファミリーホームを開設している人から「ファミリーホームは確定申告をしなくてはならないし、そのほか縛りが多くて大変だ。里親手当が二人目からも一人目と同額出るようになったし、ファミリーホームをやってもいいことがないから、今からファミリーホームやろうとするのは勧めない。」と言うような趣旨の発言がありました。
 このことに限らず、里親に関する国の方針・制度が変わるたびに、里親を初めとする関係者が振り回されているという印象を受けているのは私だけではないと思います。

    5  歌と絆 2021/04/27
 何気ない毎日が 風のように過ぎてゆく
 この街で君と出会い この街で君と過ごす
 この街で君と別れたことも 僕はきっと忘れるだろう
 それでもいつか どこかの街で会ったなら
 肩をたたいて微笑んでおくれ

 これは中村雅俊が歌ったフォークソング「いつか街で会ったなら」の歌詞です。作詞者はおそらく、男女の恋愛をイメージして詩を書いたと思われますが、私は一緒に生活している里子との関係を連想してしまいます。そしてこのことは実親と実子の関係にも広げて考えられるとも思います。 
 このように、歌詞を作者の意図とは違うかもしれない別な見方をすると、親子の関係に結びつけられる曲が多くあるように感じています。
 歌詞が親子関係を連想させる曲として、私がすぐに思いつくのは、「糸」「キセキ」「ひまわりの約束」などですが、そんな見方で歌詞を見てみると、ほかにもたくさんありそうです。

    4  狸の赤ちゃん 2021/04/26
 オレンジが里山に囲まれているのは、なんとなくおわかりいただけていると思いますが、どうやら事務所のすぐそばの藪に狸の親子が住んでいるようです。この2月頃、よくオレンジに顔を出してくれる里親さんと「里カフェ」という部屋で話をしていて、何気なく窓の外に目をやったら、大人の狸が2匹いるのが見えました。それからしばらくして、他のオレンジスタッフが、赤ちゃんの狸が敷地内をよちよち歩いているのを見たと言っていました。
 あれ以来、目撃情報がないまま月日が過ぎています。あの赤ちゃん狸、おそらくもうかなり大きくなっているでしょうね。

 3  低山歩き 2021/04/25
 今年の3月頃、このコーナーの名称を考えている時、何気なくネット検索していたらオレンジの近くに安馬谷里山コースという山歩きコースがあるのを知りました。もともと房総の低山歩きが好きだったこともあり、最近は頻繁に歩いています。よく整備された歩きやすいコースで気に入っています。
 この4月に6年生になった里子とも何度か歩きました。アウトドアの好きな子なので小学校に上がる前から県外の高い山も含めてずいぶん一緒に歩いてきましたが、年齢的にそろそろ付き合ってくれなくなるだろうなと覚悟しながら、それでも一緒に歩くことを楽しんでいます。


 2  名前の由来 2021/04/24
 「里山だより」というネーミングは、全国里親会の広報誌「里親だより」を意識しています。オレンジの会が里親支援する機関であることと、その本拠地が里山にあることが読者に伝わってほしいとの思いから名付けました。 
 私事ですが、気がつけば里親になって二十年近く、児童養護施設の「ふれあい家族」の担当だった頃から数えると三十年ほど里親と関わってきています。しかし、ご承知の通り里親は奥が深く、私自身本当にまだまだわからないことだらけです。里親に関することを発信していくなどと大見得を切ったのは良いけれど、自分がどんなことを伝えられるのかちょっぴり不安になっています。


  1 始めます 2021/04/23 
 今日から「里山だより」を始めることになりました。このコーナーでは、オレンジの本拠地である南房総市安馬谷(アンバヤと読みます)から、里山の季節の移り変わりをお伝えするとともに、私自身が里親として日頃感じていることや里親制度に関することなど、「里」にまつわる様々な情報を発信していきたいと考えています。  
 そして時折、里山ならではの画像も添えてお届けするつもりです。初回は、田植えの準備が整った里山の風景です。日が長くなったため、仕事帰りでもまだこんなに明るい写真が撮れました。

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