「支援」

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

たぶん私は「言葉」「用語」にこだわる性格なんだと思います。
身近な方々からは「今頃気がついたのか」と言われてしまうかもしれませんが…。
私や当法人の仕事は子どもの育ちや養育を支援することです。
支援は「支えることがメイン」で,「相手の方が自分でやり遂げる」ことと受け止めています。
自分でもそのようにしているかいつも気にしながら相談業務にあたっています。
ところが「支援」という言葉を使うことにためらいを感じることがあるようになってきました。
これまであまり気にしなかったのですが,「支援」という言葉の響きに何か違和感を覚えるのです。
「支援者」側の操作性や誘導性,価値観の押し付けを感じることが少なくないのです。
そのようなことから「支援」という言葉を使うことに戸惑いを感じています。
最近始めた委託事業の契約書では「訪問型学習支援」としていますが,ホームページやリーフレットでは「訪問型学習サポート」と表現しています。
言葉を置き換えたに過ぎませんが,「サポート」の方が私には操作・誘導性,価値観の押し付けが少ないように感じられるためです。
使う言葉ではなくその中身が大事と思っていますが…。