この時期の違和感

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

不登校やいじめ,児童虐待など子どもが生活しにくい状況が少なくありません。
小・中・高校生がどのような気持ちで生活しているのかはいつも気にかけていなければならないと思っています。
年間を通して子どもの心の危機が高まりやすい時期があるのかなあとも思っています。
私は5月を迎えるこの時期,1年間の中でも最もリスクが高まる期間の終盤と考えています。
年度の替わりでほとんどの子どもが生活環境の要因が変化します。
新たな気持ちで4月のスタートを切って3週間,子どもたちの気持ちはどうなのでしょうか。
描いたように進められている子どももいるでしょうし,反対に何か違和感を覚えて過ごしている子どももいるでしょう。
その違和感を頑張りでなんとか乗り越えようとしている子どももいるでしょう。
見ているだけでは気づきにくい違和感。
聴くこと,声や気持ちを届けること,時間をもたらすこと,自然にいつも近くにいること,などなど。
この時期に大人がやれることがあるのだろうと思います。
業務では,そのような眼で子どもにかかわっています。