私にとって東日本大震災の起きた3月11日は忘れられない日です。
私自身や周囲に直接の震災被害はありませんでした。
けれども東北地方太平洋側は学生時代に生活した地域であること,また発災時に勤務していた建物が避難場所として運営され運営に携わったことなど,私も無関係ではないことをとても感じました。
あれから数えきれないくらい被災地を訪れました。
震災後,現地の中学校の先生から生徒の気持ちや生活の荒れた様子を聞きました。
家族や知人を失ったこと,親が就労できなくなったこと,生活苦になったこと,見通しの立たないことなど。
それらを背景に生徒指導上の問題が多かったそうです。
このことはあまり報道されなかったと記憶しています。
当時の中学生が20歳代後半の青年になっています。
どのような生活が積み重ねられて今を迎えているのでしょうか。
背負ったり抱えたりしたものにどのように向き合ってきたのでしょうか。
そしてどのように向き合い続けているのでしょうか。
あまり報道されなかった
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