居場所のひとつに医療もなれたら

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと


CALL US研修「医療・教育・福祉の壁」。
パネリストの一人の地域医療を担う医師から,次のような発言がありました。
「子どもの居場所のひとつに医療もなれたら」。
“医療が居場所?”
とても印象深い言葉でした。
私には無かった視点です。
後日,尋ねました。
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ほとんどのお子さんにとって,家と学校が世界のすべてという感覚があるかなと思っています。
大人と接する機会は親と,教師がほとんどだと思います。
そんななかで,病院スタッフや,オレンジのような場所のスタッフ,御稽古の先生でもいいかもしれませんが,普段接する大人とは少し違う目線で,自分のことを気にかけてくれる大人がいるのだという感覚があると楽になるお子さんもいるように感じています。
結局は支援先を増やす,ということなのだと思いますが。
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私はこの感覚にとても共感を覚えます。
地域資源のひとつとして,そのような方と連携できていることはとても意義深いし,この先の展開を膨らめるベースと感じました。