“長かった反抗期 突然終わった“

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

全国紙の投稿欄で見かけました。
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「長かった反抗期 突然終わった」
 私の反抗期は小6からつい先日まで続いた。今は反省しているが,当時はいつもふてくされ,家族に冷たく接していた。「学校どうだった?」と聞かれても「別に。いつもと一緒」。嫌いだったわけではない。外でエネルギーを使い果たして,疲れた体を家で休めたかったのだ。
 終わりの見えない反抗期は突然,ささいなことで終焉を迎えた。私は母が最安値のシャンプーを選ぶのに不快感を抱いていた。大学生になりアルバイトのお金で自分専用のシャンプーを買っていた。けれど母が家族用のシャンプーを詰め替えている姿を見て,がく然とした。かつて私が一度だけ,いい匂いだと言ったシャンプーに替えていたからだ。
 親は,子どもが思う以上に子を思い,子の行動で傷つくこともあると知った。子は,少しの気遣いや思いやりで,親を幸せにもできる。反抗期を経ていなければ,この気づきは得られなかっただろう。

(18歳・大学生)
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先日,親しく一緒に仕事をしている学習支援員から突然,尋ねられました。
「〇〇さん(私のこと)って,子どもの頃に反抗期みたいなものってあったんですか?」
今でも後悔している母への言葉を教えました。
そんな矢先の投稿でした。