「終わった」とは縁遠い

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

東日本大震災から今月で12年。
復旧・復興工事はほぼ終わったとの報道も耳にします。
2週間ほど前からある映画が公開されています。
タイトルは「生きる」。
とんでもない数の犠牲者を出した宮城県の小学校の親が起こした裁判のドキュメンタリー映画です。
近々,見にいくことにしています。
よく連絡を取り合う宮城県在住の保健師は簡単には見られないと言っています。
「まだ整理しきれないのが正直なところ。トラウマが蘇ってくるので体調を整えてから見にいく」
率直な気持ちでしょう。
人の心のなかでは「終わった」とは縁遠いできごとだと思います。
そして日々格闘している人が少なくないであろうことを忘れないでいたいとも思います。