被害の申告

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

学校教員による児童生徒への性加害の報道が後を絶ちません。
接するたびに怒りを感じます。
千葉県教育委員会は昨日,高校と中学校の男性教員を女子生徒への性暴力で懲戒免職処分にしました。
高校生は学校の先生に,中学生は県教委の相談窓口に申告し被害が明らかになったようです。
昨今,報道されているだけでも唖然としますが,ことによると氷山の一角の可能性も十分にあります。
まずは起こらないようにすることは当然です。
一方で被害を申告しやすいようにしていくことも必要です。
犯罪ですし学校教育の現場で起こっていることですから。
また子どもや親が違和感を感じた時点から相談できることも大事だと思います。
その際重要なことのひとつが,子どもの人権を守り切ることです。
学校や教育委員会には申し出にくい場合があるかもしれません。
子どもの人権や性被害について日ごろから携わっているところを用意しておくことは意味があるような気がします。
その備えがどのように進んでいるか不勉強でよく分かりません。
公的機関だけで担おうとしない方が良いのではないかと思います。