こども基本法

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

「こども基本法」が成立しました。
こどもの権利を包括的に定める法律という位置づけです。
1994年に日本が「子どもの権利条約」を批准して以来,国内法が整備されないと叫ばれてきて28年。
ようやくの一歩でしょう。
でも少し心配なこともあります。
同時に成立した「こども家庭庁」の設置法案。
その名称をめぐり,「子ども」抜きの議論が続いていました。
子どもファーストではなく,大人ファーストの社会の一端を見た思いがしました。
子どもの安心や安全が脅かされるできごとや行政・教育の様子を見ていると,勝ち負けや損得など大人の都合が優先される日本社会を感じざるを得ません。
こども基本法や児童福祉法の精神が当たり前のように語られる社会でありたいと思います。
そのためには私自身が当たり前のように語っていくことを大事にしていきます。