かざすってどういうこと

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

スーパーマーケットのレジに新しい仕組みが増えてきています。
セルフレジはチェーン店などでかなり以前からあり,私もよく使います。
ここ数年,有人レジでも支払いはお客自身が機械で済ませるタイプが増えてきています。
店員さんが品物をカゴに移し,代金はその先にある2台程度の精算機のうちの1台を指定されて支払います。
行きつけのお店だと精算機の要領がわかっているのでいいのですが,そうでないと戸惑うことが少なくありません。
一昨日も電子マネーで支払おうとしたら,画面には「現金」「クレジットカード」「〇〇co(そのチェーン店の電子マネー)」が大きく表示され,
自分の使いたい電子マネーは目に入りません。
画面を丁寧に見ていくと,下の方に小さく一般の電子マネーの表示などが並んでいました。
次の人もいると思うと,ちょっと焦ります。
隣の高齢の女性は,千円札を数枚持ち「かざすってどういうこと」と口にしていました。
どうやら「現金」ではなく「〇〇co(そのチェーン店の電子マネー)」を押してしまったようです。
店員さんが来て対応していました。
店員さんの負担や業務の効率等を考えるとよい仕組みなのでしょう。
けれども高齢の方などには気持ちが億劫になってしまうようにも思えます。
社会的弱者ともいわれる高齢者。
そういう方々にも優しい仕組みに進んでいってほしいと感じます。