日本ではkodomoを表す言葉がいくつか使われています。
「児童」「子ども」「こども」です。
何となく感覚で使ってもいいと思いますが,場合によっては基づく根拠で使い分けられることがあります。
「児童」は児童福祉法,児童虐待防止法,児童の権利条約などで規定されていて,“18歳未満の者“ を指します。
「子ども」は子ども・子育て基本法により,“18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある者“ を指します。例えば,高校を卒業したばかりで3月末までの子です。
「こども」はこども基本法で “心身の発達の過程にある者” とされています。
「児童」と「子ども」は時期が明確に示されています。
一方,「こども」はそうではありません。
このあたりに法律が制定された時期のkodomoに関する課題やとらえ方の状況が反映されているように感じます。
「オレンジ」「K’orange」「Sakura」の名称は「子ども家庭支援センター」です。
この「子ども」は “われわれの法人を必要とする者“ といっていいのだろうと思います。
「児童」と「子ども」と「こども」
・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

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