地域紙のコラムが教員の盗撮事件を話題の一部として取り上げていました。
「その職を利用しての犯罪は許すことができない」
「被害に遭った児童生徒の心に大きな傷跡を残す」
コラムが指摘するまでもないことだと思います。
また「本来,子どもの安全を守るための職である」とも続いていました。
2つ感じたことがあります。
ひとつは,どの範囲までが「被害に遭った児童生徒」なのか。
盗撮の対象になった子どもだけでなく,その学校に在籍する子,かつてその教員に接したことのある子,その学校の卒業生・入学予定児童‥。
線引きはとてもできません。
それだけ罪は重いと思います。
もうひとつは,教員は「子どもの安全を守るための職」なのか。
私は “教員は子どもに質の高い教育を提供するための職“ だと思います。
その質には,当然安全の確保が求められます。
子どもに心身の安全を提供できない者は,その職に就いている資格はありません。
コラムで取り上げられた事件のみならず,同様のなんともやるせないできごとが後を絶ちません。
“子どもの安全を守るための職“
・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

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