387 お弁当の力

あんばや・べーす

・・・子育てと里山の自然に関することなど

 昨日、里親さん宅を訪問して、不登校になっている小学生男子の里子にお弁当を届けました。お昼過ぎに到着して、里親さんの勧めで子どもの部屋に入り、ベットにもぐっていた彼に「お弁当を持ってきたよ」と声を掛けました。すると、布団から顔を少しのぞかせて、こちらを確認していましたが、またすぐに布団をかぶってしまいました。でも、半年ぶりくらいにその子の顔を見ることができました。
 夜、里親さんから「あの後、一時間ほどして見に行ったら食べ終わっていました。手作りは好きなので気に入ったみたいです。また持ってきてもらって良いか聞いたら、「いいね」と言っていました」とLINEをもらいました。

 ただの家庭訪問では到底不可能なスピードで、対象の家庭や当事者にたどり着ける。あらてめて、お弁当の力を再認識しました。