子どもアドボカシー

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

「子どもアドボカシー」
子どもの意見や考えを表明できるようにサポートすること。
そもそもとても大事なことですが,これまで子どもを守る,保護するという動きは前面に出ていましたが,アドボカシーについて進めていこうという大きな流れがあったとはいえません。
法改正もあり,その動きが始まっています。
担う人のことを「アドボケイト」と呼びます。
子どもとかかわる学校,児童相談所,支援機関,市役所などなど,たくさんの機関や場所で展開されていくことが求められています。
児童相談所がかかわる子どもを対象にしたアドボケイトの養成研修を受講しました。
子どもの権利についての研修をすでに受講している者にとっては,その理念はとても分かりやすいものでした。
ただ,技術的な部分を身に付けていくのは容易ではないと感じました。
ただ,これはアドボカシーとして位置づけられる業務に限ったことではない,子どもだけが対象になるというとらえではないという気持ちも強くしました。
研修では社会的養護の当事者の若者の話も聞きました。
理念と技術を結び付ける貴重な内容でした。