長袖を脱がない子

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

昨日は急に暑い日になりました。
最近,夏になっても長袖を脱がない子がいて,その存在に着目している方がいるようです。
真夏日でもパーカーやハイネック,トレーナー,ジャンパーなどを着ている。
のどが渇いたと汗だく。
脱ぐように声をかけても「熱中症になったことがある,別に死んでもいい」「脱ぐのなら死んだほうがまし」など,背景は単純ではないことを思わせる反応も。
アンケートをとったところ共通していることは「ネットを1日4時間以上」「自分によいところがあると思わない」「自分が好きではない」。
“子どものヘルプサイン” “孤独を感じたり自尊感情が低下している” とみる主張もあります。
季節に合った服を着るよう促すという表面的なかかわりでは,その子どもに寄り添うことはできない様子が窺えます。
子どもがいろいろな形でSOSを発信するようになったことを念頭におく必要があるのでしょう。
教育,福祉,医療,保健分野の連携がここでも求められていると思いました。