“いまお水入ってる？”

全国紙にある「ことば」をとり上げるコーナーで見かけました。
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「いまお水入ってる？」と聞かれるとなぜか素直に答えられるのだ。　鈴木純

　娘は機嫌を損ねると「お水がなくなっちゃうんだよぉ」と訴えると，植物観察家はいう。そこで「お水，入れていい？」と抱きしめると，「うん。満杯になった」などと答える。満ち足りるとお水でいっぱいになるらしい。以来，家族がたがいの気持ちを訊ねる時は，水が入っているか聞くようになったと。思いを物に託すとまっすぐ言えるみたい。『子どもかんさつ帖』から。
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こどもまんなか，子どもの話を聞く，子どもアドボカシー，‥。
子どもの声に耳を傾けようという流れは進んでいます。
間違いではないと思います。
けれども，いざ子どもに向き合ってみるとなかなかできません。
私が未熟で臆病なのでしょう。
子どもの話や声を聞くというのは，子どもの気持ちや思い，感じていることを聞くことだと，今は思っています。
数年後，私自身のこの受けとめは変わっているのでしょうか。
かかわっている子どもたちが教えてくれることなのでしょう。