827 児相の家庭訪問

里山だより

・・・里山の季節の移り変わりや里親として感じていることなど

 日曜日に行われた更新研修で「関係機関との連携」についてのコマを担当しました。講義の内容をざっくり言うと、里親養育をオープンなものにして、委託された里子をチームで養育していきましょうというものでした。その中で、最近の児童相談所の里親家庭への訪問についての話になり、一般の家庭にお役所から4人も5人も訪問するのはいかがなものかということを話しました。私の講義が終わり休憩時間に入ったとき、顔見知りの里親さんが私の所に来て、「昨日児相の訪問を受けました。やはり職員が4人来ました。それも、事前に二人の訪問と言われていたのに、当日になったら二人増えていました。」とお話ししてくれました。
 大人数の家庭訪問について、児相側の事情として考えられるのは、新しい職員を大量に雇用していて、里親に関わったことのない職員に経験を積ませようとしていると推測しています。しかし、それにしても、個人の家庭に行政から多数の人が訪問するのは、常識的ではないと気づいてもらいたいです。