心のタンクがいっぱいに

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

オレンジがかかわっている子どものなかには,登校できなかったり登校しなかったりする子どもも少なからずいます。
そのような子どもにも,春休み中にいろいろな形でかかわりをもち続けました。
始業式や入学式を機に,登校し始め,登校し続けている子どもが多いことに少々戸惑っています。
登校できたり登校したりすることは,肯定的にとらえていいことと思います。
その一方で,子どもの内面でどのようなうねりが起こっているのかとても気になります。
疲れていないだろうか,無理していないだろうか,自分の思いを脇に置きすぎていないだろうか,…。
心配は尽きません。
そして,育ちの手伝いをする者として次の局面に迅速に対応できる備えをすることが課せられた役目だと思い,考えを巡らしています。
周りの大人が「登校することは良し,登校できない(しない)ことはそうではない」という雰囲気を発することが無いことを祈ります。
期待をもって臨んだ4月の自分をゆっくりと味わい,今後のことを思う時間をたっぷり保障してやりたいと思います。
内面で起こっていることをどれだけ受け止めてくれるか,子どもが先生方をはじめ大人に無言で求めている時期です。
昨晩,お母さんから短い連絡がきました。
「頑張っている〇〇がいます。でも,心のタンクがいっぱいになりかけてます!」
〇〇さんの思い,そしてこのように感じ取ってくれているお母さんの気持ちと一緒に居る相談員でありたいと思っています。