自宅で実の娘へ性的暴行(性交)を加えた父に対し,地裁が求刑通りの懲役刑を言い渡しました。
今は成人した女性が中学生の時から繰り返されたとのことです。
言葉で言い表せないくらい酷いものだったと推察します。
報道では「児童相談所が聞き取りをし産婦人科医が診察していたことがもたらした判決」という旨の識者のコメントがありました。
加えて「家庭内の性暴力被害者はたくさんいる」「被害を開示できるよう小さい時からの権利教育が必要」とも。
性被害に限らず,子どもの頃からの権利教育の必要性は常々感じています。
児家センで接する子どもの多くから感じられるのは「我慢」「自分が悪い」「他の家でもそうだと思った」などのキーワードです。
その違和感をなかなか開示できない,結果として子どもの権利や利益が侵害されているのが現状でしょう。
権利教育は社会全体で進めていかねばなりません。
子どもとの面談では「あなたは〇〇してよい」「あなたには〇〇する権利がある」とハッキリ伝えるようにしています。
権利教育
・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

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