きょうだい児

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

障害のある兄弟姉妹をもつ子を「きょうだい児」と言います。
少し前から,きょうだい児へのサポートが話題にあがるようになっています。
きょうだい児は特有の体験をしたり,思いをもったりすることが少なくありません。
そのようなことにしっかり注目していこうという考えです。
数年間かかわってきたしょうがい児と母の間で交わされた会話を母から教えてもらいました。
母「これまでの経験でどうしていけばいいかわかるでしょ」。
きょうだい児「弟のためにやってしまうのではなく,安心できる人が一緒にやってあげて,自分でやれるようにすること」。
母「そのことを弟から教えられたんだよね」。
正直,感動し言葉に詰まりました。
きょうだい児と母の成長,そして家族の営みが大事なことを得て,発信していることを実感しました。
合わせて,きょうだい児の言葉を一相談員のあるべき姿勢として受け止めねばならないと思いました。