信州

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

3月初めに信州のある児童相談所からの依頼で,児相管内の市町村の子ども家庭相談業務に携わっている方々にオンラインで講話しました。
この児相管内は自治体数が多く,また規模もさまざまで話題をどのように焦点化するか戸惑いました。
人口が数万人から10万人の自治体はともかく,1000人以下の村の体制では対応が非常に困難だと思いつつ話をしました。
以来,参加してくださった方々がどのような地区に住み,どのような景色を見て,どのような地域環境のなかで仕事を進めているのか,自分のなかで大きな課題として残りました。
それらの自治体に出向き,時間をかけて地域の様子を見てみたいとずっと思っていました。
講話はすでに終わっていますので,順番が逆であることは十分に分かっているのですが,自分自身の課題をそのままにしておけなくて。
先週金曜の午後と今日,休暇を取り4日間で巡りました。
訪ねた文化施設で地域のことを話してくださった方々にもたくさん出会うことができました。
役場への突然の訪問にもかかわらず,土・日曜の日直業務をしていたり,週明けの朝の時間帯の窓口業務をしていたりした職員の方々にとても丁寧に対応していただき恐縮しました。
私の住む地域と同じように子ども家庭相談の仕事を進めていけないことを痛感しました。
あのときの講話の一部でもお役に立てたのかちょっと心配になりました。
でも訪ねてみてよかったと思いました。
また,今後,何を発信していったらよいか新たな課題も感じました。
いろいろと教えてくださった皆様,ありがとうございました。