個別支援会議①

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

養育や虐待問題に対応する関係機関は,必要に応じて個別支援会議なるものを開催します。
関係者会議やケース会議と呼ばれることもあるようです。
開催は不定期で,まさに必要に応じてです。
この個別支援会議を効果的に運営することがなかなか難しいのです。
一般的には,①情報を共有し ②今後の対応を協議し ③役割分担等の共通理解を図る という手順です。
効果的ではない会議は,①にほとんどの時間が割かれ,②や③が曖昧になる傾向があります。
日常の機関間の連携がうまくできている場合は①に要する時間も少なく,②や③の密度が濃い会議になります。
このような場合は,機関間での思いや動きがすでに共有されていることがほとんどです。
私の体験した有効な会議では,進行役が「①はもうしなくてよいですね」と切り出し,②と③に時間をかけました。
会議の時間も1時間ほど。
非常に気持ちの良い会議でした。
数日後,その会議の見通しどおりにことが運びました。