「どうしたの?」

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

私には人とかかわっているときに、その人や子どもにかけにくい言葉があります。
普通にかかわっているときでも対面による面談でも同じです。
その言葉のひとつが「どうしたの?」です。
相手の人や子どもがいつもと違ったり、気になるそぶりを見せたりしたときなど、思わずかけたくなる言葉です。
でも、いつもブレーキがかかって、ほとんどの場合にこの言葉を使えません。
自分がその言葉をかけられたときに、特に問題や話題とするようなことがなくても、その状況を説明するのが簡単でなかったり、説明するのが億劫だったりした経験はありませんか。
私は良くあります。
また、相手の人が何か戸惑ったり困ったりしていて、いつもと違う場合にも、「〇〇です」と言いにくい場合があるように思います。
心や気持ちをうまく言葉に表すのは、結構難しいときがあります。
そのようなことから、私にとって「どうしたの?」は、相手の人や子どもを困らせる言葉として位置づけられてしまいました。
たまに使った場合も、「いや、別に」とか「何でもありません」「大丈夫です」というような言葉が返ってきて、次につながっていかないように感じています。
けれども、人から「どうしたの?」と声をかけられることの意義は少なくないとも思っています。
「どうしたの?」に代わる有効な言葉がなかなか見つかりません。