この1年②

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

私は,この1年間で自身の相談業務の対応力が少しですが向上した感触をもっています。
昨年の3月までも相談の仕事に携わっていました。
けれども自分自身の相談力に壁を感じていました。
歯がゆい思いと来談する方に申し訳ない気持ちも感じていました。
オレンジは,研修の場をとても重視しています。
この1年間でも,これまでに経験したことのない回数の研修がありました。
それらを通して,私は相談の対応力が高められたような気がします。
自分で言うのも変ですが…。
心理,発達,医療,子どもの生い立ちなど,さまざまなテーマの学びの場がありました。
それらを自分なりに統合し変わっていったようです。
ペアレントトレーニングとの出会いも大きかったようです。
来談者のお話に,これまで以上に落ちついて耳を傾けられるようになった感じがします。
言い方を変えれば,この時間は相談に来られた方のためにあるとより深く受けとめられるようになった感じでしょうか。
相談の専門家の皆様からはご批判を受けるかと思いますが,そのように感じています。
壁をひとつ越えた1年だったと思っています。
同時に,新たな課題が待ち受けていることも感じています。
「子どものために」「養育者のために」。
この1年で手にした新たな感覚です。
でも,当法人にはとても及ばない対応をするスタッフがいます。
「悔しい」というのが正直な気持ちです。
おそらく一生追いつけないような気がします。
「生きる」ことのしんどさを感じているレベルが違います。
後を追っていけることが幸せです。