700 未来のサイズ

あんばや・べーす

・・・子育てと里山の自然に関することなど

 「最後とは知らぬ最後が過ぎてゆくその連続と思う子育て」(俵万智 歌集「未来のサイズ」)短歌に解釈を加えるのは無粋なこととは知りながら、あえて、「これが最後になるとは気づかないまま、日常のいろいろな最後が過ぎていく。その連続こそが子育てであると言う親の切ない思いや喜びがこめられている歌」
 添い寝して絵本を読んでやったり、一緒に歌ったり遊んだり旅行したり、親はこどもの成長に合わせて子育てをしています。そして、あとから「この子と最後にあれをしたのはいつだっただろう?」とほろ苦く思い出したりします。これは子育てに限らず、人との別れや日常のすべてに当てはまる普遍的な真理を突いた一首と言えます。