週末から夏休み①

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

自治体や学校にもよりますが,オレンジのある地区では今週末から夏休みに入るところが少なくありません。
昔は「夏休みはお子さんをご家庭に返します」というメッセージが学校から発せられました。
「返す」という表現には以前から疑問がありましたが,学校が子どもの生活の一端を担っている側面は否定できません。
それが8月末までほぼ家庭に任されるともいえます。
ある数字が目にとまりました。
子どもの食事回数が1日2回以下の家庭が,学期中は約13%,長期休み期間は約32%というものです。
低所得のひとり親家庭を対象としたアンケートだそうです。
限られた条件の家庭を対象としたものですが,給食がなくなる影響を感じます。
支援機関や支援的役割を担う者は,そのような子どもたちが自らの近くにいることを認識しなければなりません。