鹿児島県の島で地震が群発し島民が島を離れて避難しています。
「不安で夜も眠れない,避難したらゆっくり寝られる」というコメントが報道されていました。
村長も「島民の精神状態は限界に達している」。
それから1週間,今度は「避難疲れで島に戻りたいという気持ちになってきている」という話が伝わってきています。
島から離れ身の安全は確保されたものの気持ちは休まっていないということなのでしょう。
児童虐待と重なってみえてしまいました。
暴力などがなくても精神的にダメージを与え続けられると,脳に影響しその後の生きづらさをもたらすと言われています。
島では家屋の倒壊など物的被害はほとんどないそうです。
けれども精神的な安全を脅かす状況が続き,見通しが立たないことが例えようのない辛さをもたらしているのでしょう。
「逃れようがない」という深刻さが双方に一致しています。
重なってみえた
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