学術集会③

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

私たちの公募シンポのタイトルは「こども家庭センター制度の根本と要対協再構築の羅針盤」です。
こども家庭センターは今年度から設置が始まり全国の自治体で注目度の高い内容です。
一方,要対協は20年前に設置が始まり,どちらかというとこども家庭センターの陰に隠れている感じがします。
どちらも自治体の重要なしくみです。
それらを軸に現状の子ども家庭支援の課題や疑問を取り上げ,みんなで考えていこうというシンポです。
自治体保健師,児家セン,心理士,医師,大学教員の立場から思いとともに主張を伝えました。
私は次の3点を話しました。
①こども家庭センターの真のねらいは支援観の転換ではないか
②要対協のリニューアルが必要ではないか
③教育機関の力をより借りていくことが必須ではないか
終了後,②について共感の言葉をたくさんいただきました。
また「これまで多くの人が感じてきていたけれども文字や言葉にしたものにはなかなか出会わない」と言う方もいらっしゃいました。
「要対協リニューアル」という言葉が,あちこちで聞かれるようになるといいと感じました。