2024年の本屋大賞が、「成瀬は天下を取りにいく」(宮島未奈・新潮社)に決まりました。この本は、ほぼ一年前、私・里子・里母と順番に読んだ後、みんなそろって、とても面白かったと言った本です。
「物語の舞台は、琵琶湖に接する滋賀県大津市。「他人の目を気にすることなくマイペースに生きている」成瀬あかりの中学二年生から約四年間の生き様が、幼馴染の島崎を筆頭に、立場も距離感も異なる人々の視点から描かれていく。夏休みの間、閉店の決まったデパートへ毎日通い、唐突に「お笑いの頂点を目指そうと思う」とM―1グランプリへの出場を決め猛進する成瀬の言動は、明らかに「普通」の枠からはみ出している。」
この本は「成瀬は信じた道をいく」という続編が出ているので、取り寄せて読み始めました。
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