子どもの側からみる③

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

本人が意識しているかどうかを問わず,子どもに対して必要とするケアを続ける。
残念ながら今の社会ではその体制がほとんど整備されていません。
虐待や不適切養育問題を担う自治体の子ども家庭相談部署は,非常に少ない人員で業務にあたっています。
受理段階から子どもに向き合うことは少なく,ましてや終結したケースのフォローまではとても手が回りません。
そもそも行政機関にはその仕組みがありません。
民間でもそのような対応が可能な事業所はあまり見当たりません。
そのようななかで,児童家庭支援センターは対応可能な極めてまれな機関です。
自治体から児家センに身を転じた私は,そのことを強く感じます。
オレンジでは,不適切養育であるかどうかを問わず,何かのきっかけでかかわり始めると養育者や子どもが必要としなくなるまで伴走者として対応しています。
必要なときに相談したり話したりすることのできる身近な存在として居続けようとしています。
それが地域の子ども支援機関である児家センの存在意義かもしれません。
さまざまなケースを子どもの側からみて感じ,相談を続けていくことを大事にしています。