どうなる校則③

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

30年ほど前,100項目以上あった校則を生徒の活動で17項目に整理した田舎の中学校があります。
その後,魅力的な学校に変わっていきました。
子どもは発達途上だから「~べからず,~ねばならぬ」は必然と考えるのは,子どもとしっかり向き合っていない者の感覚です。
魅力的な感性,望ましい社会的感覚,大人を超える危機感,展望,…。
子どもは,大人が考える以上にいろいろな資質を備えています。
不用意なかかわりは,それらを押し留め,さらには失わせてしまう可能性があります。
子どもに任せる・委ねる,子どもの力を借りるという発想が,学校や社会を変えるのではないかと思います。
校則が,大人の優位性を侵害されないためのものになっているとすれば,これほど愚かなことはありません。
「どうする校則」,かかわる大人に求められているように思います。