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オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

こども家庭庁が言う「子どもの意見」がどのようなものを想定しているかは具体的にまだよくみえてきません。
ただ「子どもの意見を聞く」「子どもの意見を反映する」を方針のひとつとして明らかにしています。
こどもまんなか社会を目指してのことですから,本気になって聞き,本気になって反映していって欲しいと思います。
都合のいい意見をピックアップしたり,とりあえず聞いたような形にしたりするのは,大人の敗北です。
大人の言葉で言い換えず,「そのまま聞く」「しっかり受け止める」をぜひ明らかにしてくれることをとても期待しています。
手当の給付やお金の使い方だけが,こどもまんなか社会をつくっていく方法ではありません。
児童福祉法第1条・第2条,子どもの権利条約とその第12条を踏まえるということは,このようなことなのですよと,国が身をもって示すことのできるとても意味のある場です。
子どもへの大人の認識を高めるまたとない機会だと私は受け止めています。
子どもの views をみんなで考える史上まれな時を迎えています。