貸していただけませんか

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

子どもはオレンジが,親は別の機関が対応しているケースもあります。
そのようなとき,オレンジで子どもが相談員と過ごす間,親は別室で待っていることはよくあります。
親との会話で,他機関の担当者がオレンジに出向き,並行して親と面談をする案が出てきました。
「オレンジを貸していただけませんか」という親のひと言で。
始めてみるとなかなかいい感じです。
オレンジとその機関が一緒にケースワークをするという雰囲気が一気に高まりました。
多機関連携が叫ばれています。
情報交換や会議は連携にとって重要です。
けれども,深く連携するにはもっともっと工夫する余地がたくさんあります。
今回のことは子ども家庭総合支援拠点や子ども家庭センターの理念の根っこにつながるものです。
行政や機関が考える以上に,当事者はそのアイデアをもっている可能性は少なくありません。