「子どもの脳の発達とマルトリートメント」と題する講話を聴きました。
一定のことは知っていましたが,脳とマルトリートメント(マルトリ)の関係をより詳しく理解することができ,ちょっとスッキリした感じになりました。
マルトリートメント(maltreatment)は「不適切養育」と訳されているのが一般的です。
私もそのように使っていました。
強く印象に残る講師の言葉がありました。
「その訳は不適切な表現,上から目線である」
養育者の状況や思いに寄り添っていないというとらえでした。
相談支援の基本のひとつです。
講師はマルトリを「子どもへの避けたいかかわり」と定義しているそうです。
「避けるべき」と表現したこともあったが,それも上から目線と言われたそうです。
最前線で支援している方ならではの言葉だと思いました。
「不適切」→「避けたい」
・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

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