AI相談員

オレンジのつぶやき

・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

AIという言葉やしくみにふれない日がなくなってきました。
パソコンを使っていても勝手にその機能に出会います。
急速に身近なものになってきています。
最近,“AIに恋をした“ “恋人と別れてAIと結婚した“ という話題を耳にしました。
朝起きたらAIに話しかける,というのは珍しいことではないようです。
知識や情報の提供だけでなく,情緒的な領域までかかわることになりつつあるのでしょう。
ふと,私の仕事である相談業務にも登場するのかと思いました。
言葉のやり取りや有効な資源の紹介などは現状でも十分に役割を果たしてしまいそうです。
相手の表情やしぐさ,言葉の間や抑揚などとても多くのことを踏まえながら進められる相談業務は,相談員自身の歴史や感性,人間性が求められると思っています。
でも人間にしかできないと固定的に考えるつもりはありません。
大事なことは相談を必要とする方の尊厳や権利を心に留め,ニーズに応えられるかです。
相談員がそのことを蔑ろにしたときAI相談員にとって代わられてしまうのでしょう。