飛行機は離着陸に最も事故が発生しやすいそうです。
離陸後の3分,着陸前の8分,あわせて11分を「クリティカル・イレブン・ミニッツ」(魔の11分)と呼びます。
昔このことを知った時,子どもたちにも同様のことが言えるのではないかと思い,いまでもそう受けとめています。
1年間のなかで環境が変化する時期があります。
年度替わり,学期の始めなどがそうだろうと考えています。
夏休みが終わり学校が再開されます。
周囲の大人は “再び元の生活に“ と考え,言葉にもするでしょう。
学校という狭い環境に適応していくことが困難な子どももいることは確かです。
また夏休み中のできごとや気持ちの変化で7月までできていたことが思うにまかせない子どももいるだろうと推測します。
飛行機では11分間に事故が起きないような対策も進められています。
この時期に子どもの様子や思いにより気持ちを向けたり,大人の論理優先でかかわり過ぎたりしないなど,心したいと思います。
クリティカル・ミニッツ
・・・業務に関するフランクな話題や感じたこと

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