946 「整理と対策」

里山だより

・・・里山の季節の移り変わりや里親として感じていることなど

 中学2年生の里子が「整理と対策」を5教科分、通学用のバックに入れて持って帰ってきました。バックを持ち上げてみると普段から異常に重いのに、罰ゲームのような重量になっていて、通学中に自転車がふらついて事故でも起こさなければいいなと思ってしまいました。「整理と対策」を手に取って見ていると、子どもが「担任の先生が、これさえやっていれば高校受験はOKだと言って配っていた。」と言います。私もどこかで同じようなセリフを聞いたような気がして、「整理と対策」がいつ頃出版されたか調べてみました。ウキペディアによれば、昭和37年に初めて出版されたそうで、そうだとすれば、私は同じセリフを中学生時代に聞いたのかも知れません。
 受験対策用の本としては、定評のある良い本なのに、子どもは「こんなのがあるから勉強させられるんだ。こんなのない方がいいのに。」と言っています。おそらく中学生だった私も同じように感じていたと思います。