里山だより②/~100

100 オレンジの目指すところ 2021/07/31
 このコーナーが第100回の区切りなので、オレンジが目指す体制と活動を考えてみました。
 まず、職員のさらなる資質向上を図り、専門性を高めることによりオレンジの体制を充実させたいと思っています。同時に、現在行っている児相、市町村、民間の支援機関などのネットワーク作りを一層進めることにより、地域の支援体制の充実もはかっていきたいと考えています。
 さらに、現在別々に考えている里親支援と地域の子育て支援の境界を取り払い、どちらに対しても、オレンジの支援理念である「早期から」「隔てなく」「切れ目なく」「個別に」「細やかに」をベースにした支援活動が出来るようになれば良いと考えています。
  
 マツヨイグサ(月見草)



99 「ブルー」 2021/07/30
 昨年の5月、巣から落ちていた仔ガラスを飼うことになりました。県からケガなどをした鳥獣を飼う許可をとり、大きなケージの中で世話をしました。目が青いので、子どもは「ブルー」という名前をつけてかわいがっていました。 
 仔ガラスは日に日に成長して巣立ちの時期を迎え、8月初めに自然に帰してやりました。
 子どもはとても残念がっていて、今でも時々カラスの話題になります。今年の夏休みの課題は、小さかった頃のカラスの絵を描きました。



98 ミニ講座 2021/07/29
 昨日のカフェに参加した里親から、「乳児を預かることに不安がある。「乳児受け入れのしおり」みたいなものはありますか?」と質問がありました。
 オレンジから、「一口に乳児と言っても、月齢や状態は様々なので、「しおり」では対応しきれない。この4月からオレンジスタッフに保健師が加わったので、可能な限り保健師が家庭訪問をして支援できればと思う。」とお答えしました。
 終了後、カフェのグループラインに別の参加者から「保健師のミニ講座は開催できないですか?」というご意見がありました。確かに、保健師から直接、乳児受け入れの心得的なことを聞くのは良いことだと思います。また、顔の見える関係になっていた方が、いざというときに頼みやすいと思います。保健師の「ミニ講座」、早速企画したいと思います。



97 学習会 2021/07/28
 うちの子は、毎週日曜日のオレンジ学習会が好きです。学習会開設時からの参加で、約6年間、家族旅行以外の理由ではほとんど休んだことがありません。低学年の頃は、机の下に潜ったり廊下に出てしまったりと、なかなか学習に取り組めませんでしたが、最近はようやく少し落ち着いて取り組めるようになってきました。
 このようにオレンジ学習会に通っているうちに成長すると言う姿は、うちの子に限ったことではなく、他の大多数の子どもにも見られています。そしてその理由は、学習会スタッフの優しさとチームワークの良さによるものと思っています。

 夏の朝靄



96 スケートボード 2021/07/27
 オリンピックの新種目、スケートボードで日本が二日続けて金メダルを取りました。そんなこともあって、南房総市に新しくできたスケボーパークに子どもを連れて行きました。体験コースに入らせてもらったところ、優しく丁寧に教えてもらって、とても楽しかったようです。
 台風接近で荒れた天気になりそうだし、送迎する足もないと話しているのですが、明日も行くと言って聞かずちょっと困っています。 



95 プラモデル 2021/07/26
 子どもがプラモデルを作りたいと言います。夏休みに入って時間はたっぷりあるので、久しぶりに買うことにしました。イオンで時間をかけて選んだ結果「エヴァンゲリオン試作零号機 」にしました。木更津まで映画を見に行ったアニメに登場する人造人間です。
 午後6時頃から作り始めて、いつもはとうの昔に寝ている午後11時まで集中して作業しました。でも、かなり複雑な構造なので一日で完成するのは諦めて「明日早く起きて続ける」と言って寝ました。

 制作途中の零号機(左)と初号機



94 竹林 2021/07/25
 里山に似合うアイテムの写真を撮ろうとする中で、竹林は外せないだろうと思っていました。最近、農家とその裏山の竹林をセットで撮りました。良い写真が撮れたと思い、子どもに見せたら「個人情報をネットにあげてはいけないんだよ。」と言われてしまいました。

 里親アイテムシリーズ⑥「田んぼと竹林」 



93 音楽祭の発表 2021/07/24
 先週のきみつカフェで、11月14日に開催予定の「ハッピーファミリー音楽祭」にきみつカフェのメンバーで参加することが決まり、次回8月のカフェから練習を始めることになりました。
 昨年の音楽祭には、もばらカフェのメンバーがハンドベルの演奏を披露してくれて盛り上がりました。今年はもばらカフェ、きみつカフェの他、本店カフェ、K’orangeカフェ、新しく始まるへいわカフェなど、できれば県内7ヶ所のカフェが全部参加してくれることをイメージし始めています。



92 8月の歌 2021/07/23
 来月のカフェの課題曲を考えています。ネットで「夏の歌」と検索したら、ゆずの「夏色」が年代を問わず1位になっていました。ランキングに入っている歌で私の知っているのは、「真夏の果実」「夏祭り」「波乗りジョニー」「少年時代」などです。「少年時代」は「夏が過ぎ風アザミ~」から始まるので、秋の歌と思っていましたが、大勢の人が夏の歌と考えているのなら、それでもいいかと「夏色」と「少年時代」に決めようかと思います。
 でも、「夏色」はテンポが速くて難しいので、これからかなり練習をしなくてはなりません。

 里山アイテムシリーズ⑤「川(水路)」



91 市営プール 2021/07/22
 私の住んでいる市には、屋外の市営50メートルプールがあります。長い歴史があり、昔は国体レベルの大きな大会の会場にもなっていたようです。屋外なので開放感があり、私も子どもの頃、兄弟や友達と楽しく泳いだことを思い出します。
 うちの子は今日からの夏休み、さっそく友達とこの市営プールに一緒に行く約束をしてきたようです。これまでは私と行っていたので、ちょっと寂しい気もしますが、友達と行くプールの楽しさを存分に味わって欲しいと思います。ちなみに、利用料金は高校生以下100円です。
 近頃プールで写真を撮ることは厳しいので、ネットから市営プールの画像を借りてきました。



90 チャリ通 2021/07/21
 気が向くと時々自転車で通勤しています。片道11.5キロあり、無風で35分くらいかかります。運動不足解消が目的ですが、車だと見逃してしまうような景色に気づくこともあります。



89 カブトムシ 2021/07/20
 昨年の秋、カブトムシの幼虫をもらいました。飼育ケースに腐葉土を入れ、時々霧吹きで湿らせてやったり、腐葉土にいたダンゴムシを取り除いたりしてきました。でも、梅雨が明けても一向に土から出てくる気配がありません。残念ながら幼虫のまま死んでしまったと思い、昨日の朝、土に帰そうと庭の花壇で飼育ケースをひっくり返しました。すると、腐葉土の中から成虫のカブトムシの雄が2匹、雌が1匹ごそごそと這い出してきました。
 驚いた私の声に、さっきまで何度声をかけても起きなかった子どもが飛び起きてきました。



88 未委託里親 2021/07/19
 未委託里親の家庭訪問をしました。児童相談所からのアンケートの「民間支援機関の家庭訪問を希望しますか?」の質問に「どちらでも良い」に○をつけた里親のご夫婦です。2年前に里親登録をして以降、児相からは今回のアンケート以外連絡は全くないとのことです。 
 希望する里子の条件を伺ったり、受託した場合の養育方法などをお聞きした後、オレンジからの行事案内のダイレクトメールの受け取り許可をもらったり、カフェの案内をしたりして訪問を終了しました。

 里山アイテムシリーズ④「軽トラック遠景」



87 「元気な声」 2021/07/18
 うちの子は、小学校の吹奏楽部に入っています。3年生の終わりに先輩部員の演奏を聴いてかっこいいと感じたようで、4年生になってすぐに入部しました。ユーフォニウムというちょっと大きめの管楽器を担当していますが、6年生になった今は、同じパートの後輩に教える立場にもなっているようです。平日はほぼ毎日朝練があり、我が家には早朝から「行ってきまーす」の声が響いています。



86 「実家庭応援ミーティング」 2021/07/17
 もうすぐ家庭復帰する子どもの応援ミーティングに参加しました。参加者は、関係機関職員と実父母でした。このケースでオレンジは、里親委託時と家庭復帰前の二つの応援ミーティングに参加したことになります。そして、これからは訪問等で実家庭にも関わることになりました。
 千葉県内では(おそらく全国的にも)、家庭復帰前の応援ミーティングはこれまでほとんど行われていません。これに参加したことにより、実家庭への支援の道筋が見えてくることを期待しています。

 ミョウガの林(撮影・少年)



85 自立支援とアルバイト 2021/07/16
 里親家庭で育って現在は彼氏と一緒に住んでいる女の子が、金欠だというので、アルバイトで雇うことにしました。まずは、ワックスがけを頼みました。暑い中とても一生懸命にやってくれて床がピカピカになりました。
 アルバイトには先輩がいて、高校3年生の里子男子は、1年以上前から学習会の手伝いをしていますが、最近はオレンジの庭の整備も始めました。 
 里子との関係作りをベースにした自立支援事業が、進化して来ていると感じています。

 カサブランカ(撮影・少年)



84 現場体験研修 2021/07/15
 昨日、ある市の教育委員会の方と、親族里親の祖父母が養育している里子のことで面談しました。本題の話が一段落した後、その方が「この地域の関係機関を知るために、実際にそれぞれ現場に行って活動内容を勉強したい。」と言う趣旨のことをお話になりました。
 とても良いアイデアで、オレンジでも職員研修の一つの方法として取り入れられないかと思いました。

  里山アイテムシリーズ③「農道」



83 子どものいる暮らし 2021/07/14
 昨日、我が家の夕飯のメインはたこ焼きでした。子どもは普段は小食なのですが、大好きなたこ焼きに大喜びで、自分でもタコを入れたりひっくり返したりして、たくさん食べていました。
 我が家の家族構成は、長野県から呼び寄せた97歳の里母の母と、里父母と小学校6年生の里子の4人です。子どもがいなければ、たこ焼きがメインの夕食なんて考えられません。でも、つられて私もたくさん食べてしまいました。
 
(撮影・少年)



82 子どもの脳 2021/07/13
 NHK・Eテレで放送された「サイエンスZERO-子どもの脳を守れ。脳が傷つくメカニズム-」 を見ました。虐待の種類によって脳の傷つき方が違うことや、傷ついた脳が修復可能であり、その方法も開発されつつあることがわかりました。そして最後のまとめに、支援機関の役割にも触れています。勉強不足の私にもわかりやすい内容で、たくさんの養育者の方に見てもらいたいと思いました。

 茄子の花(撮影・少年)



81 ザリガニとり 2021/07/12
 まるで梅雨が明けたかのようにカッと暑くなった昨日、子どもとザリガニとりに行きました。毎年通っている小川で、大きくて真っ赤なザリガニがとれるところです。でも、今回は梅雨が明けていなくて水が冷たいせいか、立派なのがいませんでした。
 ちょっと小さめですが、一丁前に威嚇してきます。



80 B.B.Q 2021/07/11
 アウトドアの定番と言えばバーベキューです。オレンジでも、キノコ狩り、ミカン狩り、夏祭りなど、多くのイベントとセットでまた、時には単独でバーベキューをやってきました。とにかく他の行事と比べて圧倒的に里親子を含む大勢の人が集まるので、オレンジが重視する関係作りのツールとして欠かせません。スタッフは準備から大忙しですが、開催する度にたくさんの里親子との関係が深まって、心地よい疲労感と充実感を味わってきました。
 もう長いことアウトドアイベントを開催していません。今年の秋のキノコ狩りからか冬のミカン狩りからか、賑やかな声を聞くことが出来るのはいつになるのでしょう。

 ツユクサ 



79 カラスウリ 2021/07/10
 この花は、暗くなると咲き始めて未明にしぼんで、毎晩次々と新しい花を咲かせます。昨日の朝、今年初めてしぼんだ花を見つけたので、夕方暗くなるのを待って子どもと歩いて出かけました。この花を綺麗というか不気味に感じるかは人それぞれでしょう。秋になると小ぶりの瓜のような実をつけ、それが真っ赤になるのですが、なんとも派手な植物だと思います。



78 ありふれた花 2021/07/09
 昨日オシロイバナの写真を褒められたので、子どもが今度はこの画像を撮ってきました。道路脇などにも咲いている花ですが、名前を知らなかったので調べたら、「ヒルザキツキミソウ」(昼咲き月見草)と言うことが分かりました。ずいぶん説明的で味気ないネーミングですが、特に別名はないようです。花の世界でも、希少価値がないと存在感が薄いと言うことがあるようです。

 ヒルザキツキミソウ(撮影・少年)



77 「虫の視点」 2021/07/08
 昨日の夕方、家の近所でオシロイバナを撮っていると、うちの子も来て自分も撮りたいと言いました。彼曰く「虫の視点」で撮ったそうです。確かに私とは違ったアングルからになっていて面白いのでアップしてみました。
 今度の日曜日、雨が降らなかったら、二人で自転車に乗って写真を撮りに行くことにしました。

 オシロイバナ(撮影・少年)



76 夏休み 2021/07/07
麦わら帽子はもう消えた 田んぼの蛙はもう消えた それでも待ってる夏休み
姉さん先生もういない きれいな先生もういない それでも待ってる夏休み
絵日記つけてた 夏休み 花火を買ってた夏休み 指折り待ってた夏休み
畑のトンボはどこ行った あのとき逃がしてあげたのに 一人で待ってる夏休み
西瓜を食べてた夏休み 水まきしたっけ夏休み ひまわり 夕立 蝉の声
 もうすぐ夏休みです。うちの里子にとっては、小学校で最後の夏休みでもあります。コロナ禍の中ではありますが、吉田拓郎のこの歌にあるような思い出をたくさん作って欲しいと思っています。



75 里山と青空 2021/07/06
 梅雨空が続いています。それでも里山だよりにアップする写真を撮ろうとしてきましたが、里山には何より青空が似合うと言うことに改めて気づかされました。今は、身近な草花を撮りながら、梅雨の晴れ間の青空を待っています。

ヒメヒオウギズイセン



74 雨の一日 2021/07/05
 昨日の日曜日も雨の一日になったので、予定通り「ザリガニの鳴くところ」を読みました。
 アメリカ東海岸の未開の湿地で、死体が発見されるところから物語は始まる。疑いは、幼い頃に家族に置き去りにされ、たった一人で生きてきた「湿地の少女」と呼ばれる女性に向けられる。彼女は、偏見や好奇の目にさらされ学校にも通えず、語りかける相手はカモメだけだった。そんな中でも、彼女は一握りの手を差し伸べてくれる人とつながる。彼女と自然との関わりを描きつつ、犯人は誰なのかを探りながら物語は展開していく。大変面白く読み応えのある一冊でした。

73 クジラとザリガニ 2021/07/04
 しばらく前に、「52ヘルツのクジラたち」 という本が、本屋大賞を受賞したというニュースを見ました。その時の紹介内容に惹かれ買ったのですが、すぐには読まずに放ってありました。昨日の土曜日、豪雨で予定がすべてキャンセルになったこともあり、読んでみました。
 虐待されて育った女性が一人で引っ越した田舎の町で、母から「ムシ」と呼ばれ虐待されている少年と出会う。他のクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラ。たくさんの仲間がいるはずなのに何も届けられない。世界で一番孤独なクジラ。二人の運命的な出会いと、クジラの鳴き声の比喩をベースに物語は進む。
 物語としても面白く、虐待、児童相談所、里親など普段から関係の深い言葉が随所に出て来ることもあり一気に読みました。
 今日の日曜日も一日雨の予報なので、同じく買ったまま放置してあった「ザリガニの鳴くところ」を読んでみようかと思っています。

 里山アイテムシリーズ②「鎮守の森の石段」



72 不調の防止 2021/07/03
 残念ながら、里親と里子の関係悪化等の理由から、措置解除や措置変更となるケースが時々見られます。このようなケースは、一般的に里親不調と呼ばれています。様々な原因があると思われますが、大きな要因の一つに里親の孤立があるのではないかと考えています。里親と里子の状態を周りの支援機関が気づかないうちに状況が悪化して、情報が出たときには里子を一時保護するしかない状態に陥っている。こんなケースが多いのではないかと思います。
 「何かあったらいつでも電話してきてください。」は、優しい言葉のようで里親家庭を支援する姿勢を表してはいないと思っています。様々な工夫とアプローチから里親家庭とつながって、日頃から話が出来る関係構築が不調の防止に有効だと考えています。

71 委託率と不調 2021/07/02
 里親が増えて里親委託率が上がっていけば、里親不調も増えるということがよく言われます。そして、不調を防止するためには、里親支援も同時に充実させていかなくてはならないとも聞かれます。
 私はまず支援体制を確立してから委託を増やすべきだと考えています。それは、現状のまま進めていても支援体制が里親の増加や委託率の向上に追いつかず、不調で傷つく子どもや里親が増加すると思われるからです。この原因の一つとして、里親の数や委託率は数値目標としてあげやすく、支援体制はなかなか数字に表しにくいことが考えられます。
 しかし、現場は成果が見えにくいからと言って手をこまねいているわけにはいきません。数字には表れなくても、目の前の里親家庭に必要な具体的な支援を提供して行きたいと考えています。

 「岸辺の合歓(ねむ)の花」



70 家庭復帰への不安 2021/07/01
 昨日、この夏休み中に現在養育中の里子が家庭復帰する里親家庭を訪問しました。オレンジは、この里親家庭には数年前からひと月に一回程度の定期的な訪問をして、子どもは週に1回学習会に参加して、面接も定期的に行ってきています。 
 訪問の中で里親は、庭引き取り後の養育に不安があるため、児相の担当者に実親に余裕がなくなったら、引き取り後でも数日間里親宅で預かることも出来ると伝えたと言います。里親の温かい気持ちから出たとても良いアイデアだとは思いますが、残念ながら現在の里親制度、児童相談所のシステムの中で措置解除後に元里親宅を一時保護委託先として利用することは出来そうもありません。
 そこで、復帰する市にある児童養護施設が行っているショートステイを利用することと、子どもとの関係が出来ているオレンジが復帰後に家庭訪問をすることを児相に働きかけることにしました。良いアイデアではないかと、自画自賛していますが、話のもって行き方が難しいなと少し悩んでいます。

 里山アイテムシリーズ①「里のお寺・福生寺」



69 里山のアイテム 2021/06/30
 里山に必要なアイテムは何だろうと考えてみました。田園は別格として、その他思いつくままにあげれば、竹林、野焼き、鎮守の森、お寺、農夫、ため池、軽トラック、集落、畑、お祭り、水路、畦道など。この他に思いついたら追加があるかも知れませんが、随時これらの画像をこのコーナーでアップしていければと考えています。
 ところで里山にとても似合うだろうなと思ったものがもう一つあります。それは、「遊んでいる子どもたち」です。初めにあげたアイテムは季節ものもありますが、いずれ画像がアップできると思っています。でも、「遊んでいる子どもたち」はいつ撮れるか見通しが立ちません。寂しいことですが、私の中では絶滅危惧種のレッドリストに載ってしまっています。

 「土手に咲くヤマユリ」



68 ノカンゾウ 2021/06/29
 私はこれまでに一度もこの花がしっかり開いて咲いているところを見たことがありません。雨の中でも目を引く鮮やかな色で、きれいに開いたらさぞ見栄えが良いだろうと期待しているのですが、今回もこんな感じです。



67 ヤブカラシ 2021/06/28
 この植物は、どこにでも生えてきて藪を枯らすほどの繁殖力でのさばるので、このような名前がつけられたのでしょう。 
 ヘクソカズラ、オオイヌノフグリ、ママコノシリヌグイ等など、植物には本人(本植?)にとって不本意と思われる名前をつけられたものがあります。ヤブカラシ自身もおそらくこの名前は気に入ってはいないでしょう。 
 そんなことを考えていたら、枯れたこの茎を短く切って「タバコ」のように火をつけて吸うと、いがらっぽくてむせたことを思い出しました。



66 自己啓発 2021/06/27
 昨日の土曜日、奨学金に関するオンラインセミナーが他団体とのコラボで開催されました。効果的に参加の勧誘をしたこともあり、里親子、関係機関の職員合わせて主催者予想を超える70名以上の申し込みがありました。
 プログラムは、里親家庭で育った奨学金利用経験のある若者3人のパネルディスカッションと、奨学金制度に関する説明の2部制で、オレンジは制度説明を担当しました。
 オレンジは、ここ数年奨学金利用の支援に力を入れて取り組んできていて、奨学金説明会も何回か開催してきました。手前味噌になってしまいますが、これまでとても良い説明会が出来ていて、参加した里親家庭から個別に支援を依頼されたケースも多数あり、その後の丁寧な関わりにつながっています。
 今回の制度説明は、さらに進化していて大変わかりやすく、参加者は奨学金の利用をかなり具体的にイメージできたと思われます。そしてそれは、担当者の地道な努力のたまものだと思っています。
 「組織は人なり」という言葉があります。その組織に所属する一人一人の自己啓発が、組織全体の発展に大きな意味を持ち、しかも一人一人の自己啓発が一緒に働く人たちの水準を上げていくと言うことです。今回のセミナーに参加して、改めてこの言葉の意味を考えさせられました。

 「妙音院山門」  



65 進学・自立支援 2021/06/26
 昨日、南房総から車で2時間ほどの距離の親族里親の家庭訪問をしました。この家庭は、祖父母が孫の高校生の養育をしています。児童相談所と現地で合流して、祖父母と里子からどんな学校への進学を目指しているのかを聞き取り、オレンジからはどんな奨学金があるのかを説明し、今後はメールやラインなどでこまめに連絡を取り合いながら進学を支援していくことを伝えました。
 このケースは、子どもが大学を卒業する時点で祖父母は80歳を超えていて、子どもを支え続けられる保証はありません。公的な支援も終了して子どもは頼るところがなくなる可能性が高いです。 
 オレンジは、進学支援を通して子どもとの関係作りをはかり、その後の自立支援につなげようとしています。

64 カレーとカツ丼 2021/06/25
 小6のうちの子は、丼物が苦手でした。ご飯とおかずを一品ずつ片付ける彼の流儀に反しているからかも知れません。ですから、ご飯とカツとかご飯と牛丼の具とかを別々に出せば嫌がらずに食べていました。
 ところで、私は時々土曜日や日曜日の夕飯を作ります。レパートリーはうちの子が好きなカレーと私の好きなカツ丼の2種類しかありません。
 子どもは、カレーはもともと好きなので喜んで食べています。カツ丼は私が作ったことに忖度してか、初めて出されたときは少し頑張って食べていたように見えました。それでも何回か私が作って出すうちに「おいしい」と言って食べるようになり、他の丼物もさほど嫌がらずに食べるようになりました。
 気まぐれで作っている料理から、彼の苦手が一つ減ったことを密かに喜んでいます。

63 絶妙なマッチング 2021/06/24
 里山の風景に欠かせないのが田園風景だと思います。田園は、雨や風、光、空、山などの自然と共演して、四季折々どんな相手とも絶妙なマッチングを見せてくれます。
 そんな風景を定点観測してみることにしました。前回5月14日は、田植えの終わったばかりの田に、青空と雲と山の青葉が映っていました。今回は梅雨空の下、山の深い緑と伸びてきた苗の色が絶妙な相性を見せています。



62 ネジバナ 2021/06/23
 昨日の朝、駐車場脇の芝生にネジバナが咲いているのに気づきました。この花は芝と相性が良いようで、よくセットで見ます。あらためて庭を見回ってみると何カ所かで咲いていて、中には花期を過ぎたものもあります。
 オレンジは自然に囲まれていて、四季折々の草花であふれていますが、引っ越しやコロナ禍で周りを見る余裕がなかったようです。



61 雨の歌 2021/06/22
 来月のカフェの課題曲2曲を何にしようかと考えていたところ、カーラジオからイルカの「雨の物語」が流れてきました。この時期にぴったりの名曲だと思います。
 もう1曲も雨つながりでと考え始めたら、八代亜紀の「雨の慕情」、前川清&クールファイブの「長崎は今日も雨だった」と吉田拓郎の「ある雨の日の情景」が思い浮かびました。「雨の慕情」と「長崎は~」は、みんなで歌うのには向かないように思われたので、改めて「ある雨の~」をUチューブで聞いてみると、コーラスが入っていてなかなかしゃれた歌であることに気づきました。
 この先まだ変更があるかも知れませんが、とりあえず昨日から「雨の物語」と「ある雨の日の情景」の伴奏練習を始めました。

60 ギターの再開 2021/06/21
 ギターは40年以上前、学生時代に少しかじって、その後は時々倉庫から出してきてつま弾く程度でした。里子が1歳を過ぎた頃、たまたまポロンポロンとやっていると、彼が腰を振って楽しそうにしています。それではと、多くもないレパートリーからいくつか弾いてみると、しばらく飽きずにノリノリで付き合ってくれました。それから現在に至るまで、ギターを弾きながら歌うことは、私の生活の中に欠かせないルーティンとなりました。
 彼は、小学校低学年くらいまで時々一緒に歌ったりしてくれていましたが、6年生になった今は、付き合うどころかゲームに夢中になっているときなど、私がギターを弾くと「うるさいからちょっとやめて」と言ったり、ゲームを持って別の部屋に行ってしまったりします。 
 彼はもちろん我が家の生活にどっぷりつかりながら成長していると思いますが、私たちもまた、彼の影響を強く受けながら生きていることを改めて感じています。
 MY Treasure。マーチン社製アコースティックギター。



59 「南房総オレンジ村」考 2021/06/20
 「村」と言う呼び名とそのイメージ図になんとなく違和感を感じていて、ぴったりの名前と図はないかと考えています。(5/17付け「里山だより」参照)
 そして、「村」より「プラットフォーム」という概念が近いのではないかと思いつきました。プラットフォームは最近時々耳にする言葉ですが、はっきりした意味がつかめないままいました。調べてみると様々な解釈がありますが、「共通の土台となる環境」というものが一番しっくりきました。
 一方、これまでのイメージ図は枠で囲われたオレンジ色の楕円の中に里親家庭が入っているものでした。今回はちょっと発想を変えて、グラデーションの楕円(プラットフォーム)の上に里親家庭を配置しました。そして、その上に少しかかっているお家、そこから離れているお家なども加えてみました。中心の二つの大きな家は、現在この地域の里親集団の中で大きな存在となっているファミリーホームを表しています。
 これが現在の到達点ですが、「オレンジ・プラットフォーム」というネーミングでは意味不明と言われそうなので、名称については引き続き悩むことになりそうです。



58 カフェの色合い 2021/06/19
 今週、水曜日に「きみつカフェ」、木曜日に南房総で「オレンジカフェ」、千葉市で「ひびきカフェ」と3つのカフェが開催されて、私は「きみつカフェ」と「オレンジカフェ」に参加しました。
 今回の「きみつカフェ」は特別養子縁組を希望する人に限定したカフェで、すでに縁組みが成立した子どもを養育している里親、これから縁組みを考えている里親、縁組里親を前提に里親登録を考えている人など、縁組み関連の人が集まりました。
 一方「オレンジカフェ」は、偶然そんな構成になったのですが、ベテランの養育里親とファミリーホームをやっている里親だけの参加になりました。
 全く色合いの違うカフェでしたが、参加者全員が発言して最後に今月の課題曲を歌うところだけは共通していました。

57 応援ミーティング③ 2021/06/18 
 5/9、10付の里山だよりで、概略についてお伝えした応援ミーティングに昨日実際に参加しました。対象のケースでは、3回目の開催で、委託時、小学校入学時、そして今回は新しい学年になって学校の体制が大きく変わったために開催されました。
 児相からケース概略、学校から学校での子どもの様子、里親から現在心配していることなど。オレンジからは、オレンジの里親子への関わりの経過などが説明され、全体で共有しました。
 まとめに校長から「子どもの背景や家庭復帰の見通し、オレンジの関わりのことなどを知ることが出来て有意義だった。今後も情報共有が出来れば良いと思う。」と言う趣旨の発言がありました。私も改めて応援ミーティング開催の意味は大きいと思いました。

56 里山の恵み 2021/06/17
 草刈りをした後の草をどうしようかと、オレンジの敷地を眺めていたらタケノコが生えているのに気づきました。どうやら隣から越境してきた真竹(マダケ)のタケノコのようです。すっかり竹に近い高さに伸びたものと、出たばかりのタケノコ合わせて10本ほどありました。
 このタケノコは、それほどアクが強くなく食べられると聞いていたので、湯がいてからごま油で豚肉と炒めてみました。タケノコ独特の歯ごたえとほろ苦さを里山に感謝しながらいただきました。


55 昭和歌謡 2021/06/16
 月2回第一第三金曜日の午後、オレンジクィンテットと称するバンドが演奏や歌を届ける「歌カフェ」というイベントを開催しています。目的は、里親と地域の人たちの交流と、オレンジの認知度アップです。
 割と年齢高めのお客さんが多いので、当初は演奏する楽曲を客層に合わせて昭和歌謡を多くしました。例えば、「星降る街角」(敏イトウとハッピー&ブルー)「恋のバカンス」(ザ・ピーナツ)「東京のバスガール」(初代コロンビアローズ)「ソーラン渡り鳥」(こまどり姉妹)「男はつらいよ」(渥美清)などなどです。
 でも、最近は昭和歌謡にこだわらず、新しめの楽曲も取り入れるようにしました。「夜に駆ける」(YOASOBI)「裸の心」(あいみょん)「One Last Kiss」(宇多田ヒカル)等です。お客さんも楽しんでくれている様子が見られ、わざわざ昭和歌謡を多くして客層に合わせる必要などなかったなと反省しているところです。

54 遊びと駄菓子屋 2021/06/15
 小学校6年生のうちの子は、木曜日が来るのをとても楽しみにしています。木曜日は所属している音楽部の放課後練習がなく、帰宅後遊びに行けるからです。いつもは次の行動に移るのが遅く、周りをイライラさせる彼ですが、このときは手際よく出かける準備をします。そして自転車で向かう先は、友達と集合場所に決めている城山公園です。
 彼らはそこを拠点にして様々な遊びを展開するのですが、公園に隣接している駄菓子屋で買い物をすることも一つのルーティーンになっています。雨さえ降っていなければ、ほぼこの日課に変更はなく、もう丸2年ほど続いています。彼らの中で、友達と遊んだことと駄菓子屋での買い物は、ほぼセットで記憶されていくのでしょう。

53 初めての試み 2021/06/14
 オレンジは、全国的にもあまり例がないと思われる事業を様々立ち上げています。例えば、児相職員里親研修、シリーズものの地域支援機関研修、NPO法人として二つの児童家庭支援センターの運営、フォスタリング機関全国実践報告会の開催等など、この他数え上げればきりがありません。
 日々のケースワークの中でも、前例にとらわれない自由な発想で、今そのケースに必要なことを考えて実行しています。そしてこれはNPO活動の一種醍醐味とも言えます。
 これらの「初めての試み」は、行政や他の民間支援機関から見ると、時にはうっとうしいこと、と映るようです。そのため、前例のない事業やケースワークには、しばしば逆風が吹くことがあります。これも上げればきりがありませんが、例として、提案した個別支援会議が開催されない、新しい提案を盛り込んで手を上げた委託事業に採用されない、参加すべき会議に招集されない等です。
 しかし、新しいことに対する抵抗は、どの世界にもつきものです。オレンジの会は、これからも様々な「初めての試み」に恐れず挑戦していきたいと思っています。

52 チャイムと門限 2021/06/13
 私の住んでいる館山市では、午後5時になるとチャイムが流れます。曜日によって流れる音楽が違っていて、月から木までは「エリーゼのために」、金土日の三日間はロックグループ「XJapan」の「Forever Love」が流れます。これは、「XJapan」のYoshikiとToshiが館山市出身だからです。 
 うちの子は5時のチャイムを聞いたら、お気に入りの遊び場城山公園から帰ってくる約束になっていて、いつもはだいたい5時10分頃には家に帰ってきます。
 ところが一昨日は、5時半になっても帰って来ないので、車で公園に見に行きました。チャイムが鳴ってしばらくたった公園は、人影もまばらで、すぐにうちの子と友達が遠くの自転車置き場付近にいるのを見つけました。もう自転車に乗って帰るつもりなんだろうと思い、声をかけずに先に帰って待つことにしました。
 ほぼ叱るモードに入っていた私ですが、しばらくして帰ってきた彼に、平静を装いながら遅れた理由を尋ねると「友達が自転車の鍵を落としたので一緒に探していた。」と、あっけらかんと答えました。ほっとしながら、頭ごなしに叱らなくて良かったと思いました。

51 児童相談所職員研修 2021/06/12
 6月1日(火)と10日(木)の二日間、千葉県の児童相談所職員を対象にした里親関係の研修会を開催をしました。コロナ禍のため、オンラインでの研修になったこともプラス要因になり、主催したオレンジの予想を遙かに超える約180名の申し込みがありました。
 研修は、午後1時から4時までの3時間、千葉県の里親関連の基礎的な講義と、種別の違う里親2名からそれぞれ体験談、日替わりの大学教員による講義(1日目は「里親不調を防ぐヒント」、2日目は「ライフストーリーワーク」)と言う内容でした。
 里親支援の経験の浅い児相職員に対して、基礎的な知識を身につけてもらおうと始めた研修ですが、今後も児童福祉司を中心に児相職員の大幅な増員が予想されるため、これから数年はこの研修を継続していく必要性を感じています。

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